12月8日(木) 緊急帰省

7日の夜、実家から父が倒れたという電話が入った。

肝臓が悪く、もっても後2ヶ月とのこと。

あまりに突然の話で、まったく実感が湧かなかった。

余命2ヶ月、ではあるが爆弾を抱えているようなものなので、いつ死んでしまってもおかしくない状況らしく、翌8日、兄弟2人朝早くの飛行機で地元へ戻り、病院へ直行。

意識はあって話もできるもののの、顔には黄疸が出ていて肝臓を悪くしているのは一目でわかる。腹部も大きく膨らんでいて、腹水が溜まっているのもわかる。

母の話では、C型肝炎から肝硬変、肝臓癌と進行して、倒れたときにはすでに癌が体中に転移しており、全く手の施しようのない状況。ここまで進行するまでには相当の時間がかかったはずで、数年健康診断を受けていなかったのがマズかった。血液検査をしていれば一発で見抜けたことだし、肝炎の段階で治療をしていれば死に至ることもなかった。「なんで今日まで病院に来なかったのか?」と、救急担当の医師には怒鳴られたらしい。

自覚症状の出にくい臓器だけに、本人も気がつかなかったのかもしれないが、すでに癌は転移しており、体調は非常に悪かったはず。本人も異常は感じていたらしく、市販の鎮痛剤を飲んだりしていたとのこと。それでも病院に行こうとしなかったのは、自分の症状がかなり重いことを何となく感じており、医師の口からそのことを告げられるのが怖かったのだろう。

本人への情報は、当初検査で発覚した肝硬変のみ。
癌・および余命について本人への告知は無し。

顔を合わせたら自分たちは泣き出すのじゃないか、と思っていたがそこは何が押し止めているのか、涙を流すことはなかった。いつも読んでいるスポーツ報知とか、ポカリスエットとか買ってきてあげて、とにかくゆっくり治すように言ってあげる。

余命2ヶ月。
突然のこととはいえ、この日の時点では父の死はまだ先のことと考えてた。
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by dancex3 | 2005-12-16 03:14 | 臨時ニュース  

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