カテゴリ:名もなき詩( 22 )

 

9月2日(土) お買い上げ

彼女と2人で色々悩んだ結果、

「ハチミツとクローバー」1~9巻(+オフィシャルファンブック)を大人買い。
「ホタルノヒカリ」は1冊だけなので、シリーズで揃った漫画はハチクロが初。
(カバーはかけてもらいませんでした)

アニメでちょこちょこ見てたシーンもあったものの
とにかく1コマの情報量が多いマンガで、
自分もついつい全部目を通しちゃうもんだから1時間に1冊ぐらいしか進まない。
とりあえず5時間で5冊読破。

それから最近全然運動してないので、
夕方に区民プールへ(小学校併設の温水プール)。
脚とか腰とかスッキリすればいいな、と。あと最近酷い肩こりも。


そういえばローマ人の物語”賢帝の世紀”文庫版が出てたので、これも購入。
読書の秋ですから。
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by dancex3 | 2006-09-13 17:38 | 名もなき詩  

8月26日(土) 送別会第一弾

自分も9末退社が決まったのだが、
その前に同期の退社・転職が発表されたのでその送別会@日本橋。
さすがにそのメールが来たときはビックリした。
こっちは完全にカミングアウトタイミングを逸した感じ。

今の会社ではシステムを担当してた同期。塾の教務担当に転職するそうで。
教室の運営とか、将来的には教材作ったりもしたいらしい。

さすがに人の送別会なのに「俺も辞めます」とも言えず。うーむ。
そういうのもあって二次会は遠慮しといた。

というわけで、退職まであと1ヶ月。
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by dancex3 | 2006-09-13 17:32 | 名もなき詩  

7月12日(火) 苦しゅうない

米村圭伍「退屈姫君伝」シリーズを読んでいる。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf3r-sg/ntyonemura.html#erekigennaikoroshikarakuri
17歳の姫様「めだか」が輿入れして、やんちゃっぷりを発揮する話。
めだか姫の言動も笑えるが、地の文の言い回しもそこはかとなく面白い。

作者・米村氏はエーリヒ・ケストナーのファンらしく、なるほど、と。
http://www.aga-search.com/421erichkastner.html
ケストナー作品は、小学校のときに図書館で読み漁った。
中でも「5月35日」はお気に入りで、これだけ自分で買って部屋においてある。

ケストナー作品と違うのは、古風な下ネタ満載のところ。
難しい話抜きで笑いたい人はオススメ。
さらに言うと、江戸時代の考証は勉強になる。
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by dancex3 | 2006-07-13 00:05 | 名もなき詩  

4月16日(日) 模倣犯

宮部みゆき『模倣犯』。全部読んだ。

まじ長ぇーよ。
京極夏彦の京極堂シリーズを読んだ直後だからよさそうなものを
そうでなければ途中で挫けてたかも。

でも最高傑作、というのはうなずける。
ラストの生放送なんかはもう手に汗握る。
映画では中井君が犯人役だったはず。
観てないけど、かなりはまり役だったんじゃないかと思う。
(ここ数日はまり役発言が多いな・・・)

FFXIIも終盤で飽きちゃったし
WE9ももうすぐ10が発売になるから今さらやる気しないし
模倣犯も読み終わったし
次はどうすべかなー。
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by dancex3 | 2006-04-16 22:02 | 名もなき詩  

1月11日(水) ウブメの夏

京極夏彦『姑獲鳥の夏』読了。

20ヶ月経っても出産せず妊娠したままの女性と、
それを取り巻く一族を扱ったミステリー。

京極夏彦という名前はすっごい昔から本屋さんで見かけてた気がして
結構昔からある小説なんだろうと勝手に思っていたのに
実は1994年出版で、これがデビュー作。
まだ10年かそこらだから、若手作家なんですね。意外だった。
http://www.osawa-office.co.jp/

作者のペンネームと作品のタイトルからして
時代物オカルトのニオイがぷんぷんする。
なんとなくとっつきにくい本に見えるので
それが良い特徴ではあるけど、逆に読者を狭めているのかもしれません。
でも中身は認識論とか、民俗学とか、そういう視点を中心に描いてあって
イメージとはちょっと違っていた。とても新鮮で、興味深く読ませていただいた。
もちろんストーリーも面白いし、京極作品はしばらく続けて読む予感。

ホラー映画が大丈夫な方はぜひ。オススメです。
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by dancex3 | 2006-01-12 00:52 | 名もなき詩  

12月24日(土) 総括①

忘年会で色々画策してたりしたんだけど、ほとんど全部飛んでしまったし
みんなでParty On!という感じでもないので、クリスマスは家でゆっくりと。
「ローマの休日」をOAしてくれるフジテレビに感謝しつつ、今年の総括を。

事件はもう、今月色々ありすぎて今さら書くまでもない。
ので、文化的生活のおさらいを。

まずは本、だな。

1.ひうらさとる 『ホタルノヒカリ』
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  今年のNo.1は、珍しく単行本で読んだコミック。
  もう、とにかく心を揺さぶられた。
  面白いけど、他人事として笑えない。
  2005年は脱・干物男を目指して頑張ります。


2. 三善里沙子 『中央線なヒト』
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  これは1月に読んだので
  すっかり忘れていたのだが
  中央線人としては必読の書。
  我が第二の故郷中央線沿線。郷土愛。


3.村上春樹 『東京奇譚集』
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  夏ごろ読んだのかな?
  以前にも書いたとおり、村上氏の人生観の
  変化が読み取れる作品。
  個人的に氏の短編が好きというのもある。


次点としては、先輩・高村薫氏の『李歐』、『神の火』かな。
他の作品同様、登場人物のひたむきさ、若さ、勢いを感じる。

小説以外、ってあんまり読まないんだけど、今年はヒットだったかも。
『ホタルノヒカリ』は連載なので、まだまだ続きます。
ノイタナミでアニメやらんかな・・・。
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by dancex3 | 2005-12-24 22:00 | 名もなき詩  

11月19日(土) 干物

次なる商品コンセプト「干物女を救え!(仮)」
を理解するため、
会社の先輩(既婚・女)から
ひうらさとる 『ホタルノヒカリ』を借りたので読んでみる。

いわゆる「干物女」が久々の恋に奮闘する話。

勉強になります。
つーか面白い。久々にマンガ読んでいちいち笑った。
細かく混ぜてあるネタがツボに入って良い。

主人公・蛍は「スラムダンク」ファン、という設定で
「色々安西先生にお願いするごっこ」とか書いてある。

「先生・・・、酒が飲みたいです」
「・・・飲めば?」

とか。
これは体育館に殴りこんできた
不良ミッチー(三井寿)が、
最後に入ってきた安西先生に言うセリフ
「先生・・・バスケがしたいです」
のパロですね。名場面なだけに笑える。

ちなみに近くに座ってる同期(未婚・女)曰く
「干物っぷりでは私も負けてないけど、
蛍はモテちゃうところが違うなー」
と。

まあ、干物の描写だけしてたら物語になりませんし・・・。
誰か嫁にもらってあげてください。
・・・そして僕も婿にもらってください。
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by dancex3 | 2005-11-20 01:11 | 名もなき詩  

10月15日(土) 秋なので

ブログも更新せず、ウイニングイレブンにも手を付けず
日本代表の試合には目もくれず、神宮にも行かず
ずーぅっと本読んでました。

 塩野七生 『ローマ人の物語Ⅶ 悪名高き皇帝たち』
 塩野七生 『ローマ人の物語Ⅷ 危機と克服』
 ダン・ブラウン 『ダヴィンチ・コード』
 村上春樹 『東京奇譚集』

全部でえーと・・・10冊、かな。2日に1冊ペース。

間に伊豆までドライブしたりとか(合宿)、
ヤクルトがBクラスに落ちたりとか、下期に突入したりとか、
パキスタンで地震が起きたりとか、
色々あったけど、とにかく中心は読書。


『ローマ人の物語』『ダヴィンチ・コード』を読んでいて
共通していると思った点は、
「今に残る歴史は、勝者によって書かれた歴史」だということ。
我々はそれを既成事実として受け止めるしかないけれど
それが真実かどうか、は確かめることが極めて困難である。
「聖書」もしかり(仏典だってそうだが)、
天から降ってきたものではなく、人の手で書かれたもの。
塩野七生氏もダン・ブラウン氏も、人間性に焦点を当てていることで
かなりの部分で繋がっているのではないかと思う。
続けて読んだのは全くの偶然なんだけど。


『東京奇譚集』はの短編集。
村上氏の小説において、
女性は「去っていくもの」「手を伸ばしても届かないもの」
として描かれることが多い。
そして「僕は」その女性を失ったことで悩み続ける。
非常に後ろ向き感が強い。
たとえば「ノルウェイの森」の直子であり、
「羊をめぐる冒険」「ダンスダンスダンス」のキキである。

今回の短編「日々移動する腎臓のかたちをした石」の中では、

 「人生で本当の意味を持つ女性は、三人しかいない」

という、主人公が父から言われた言葉に対して
自分なりに見出した答えを、こう記している。

 その年が終わりに近づくころ、淳平は心を決めた。
 彼女を二人目にしよう。キリエは彼にとって「本当に意味を持つ」
 女性の一人だったのだ。ストライク・ツー。
 残りはあと一人ということになる。しかし彼の中にはもう恐怖はない。
 大事なのは数じゃない。カウントダウンには何の意味もない。
 大事なのは誰か一人をそっくり受容しようという気持ちなんだ、
 と彼は理解する。
 そしてそれは常に最初であり、常に最終でなくてはならないのだ。

これ、かなり一般論に聞こえて、誰でも言ってることかもしれないけど
問題は村上春樹氏がここまで書いた、ということにある。
このケースも、キリエが去ってから考えた事である点では
これまでと同じだが、

「自分はこれから、こうやって生きていく」

という前向きな意思が「明確に記されている」点が異なる。
『アフターダーク』の時も書いたけど、
やっぱり最近村上氏も変わってきたんだなーと思う。

とかなんとか考えていると、秋の夜長は過ぎていくのです。
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by dancex3 | 2005-10-15 21:59 | 名もなき詩  

8月7日(日) 李歐

高村薫『李歐』を読む。

『リヴィエラを撃て』 『黄金を抱いて翔べ』 『マークスの山』
とか、いずれも名作揃いだったので期待して買った『李歐』。

これもすごく良かった。
中国から来た若い殺し屋と、大阪の学生の話。
氏の小説はいつもそうだが、若い男を魅力的に描く事に関して
高村氏は素晴らしい能力を持っていると思う。
そして清清しい読後感。これは宮部みゆき氏に通じるものでもある。

しかし、ICU卒であれだけ生々しい戦闘シーンを描けるっていうのは
大学のほのぼのとした環境と大きなギャップがあったりして。
キリスト教会とか桜とか出てくるあたりは、「あー、わかるわかる」と思うのだけど。
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by dancex3 | 2005-08-07 02:05 | 名もなき詩  

7月24日(日) 十八史略

陳瞬臣『小説・十八史略』全6巻、完読しやした。
南宋滅亡までの中国王朝の歴史。
原作者は元の時代に、漢民族としての自覚を忘れないためにも
できるだけ多くの人々に歴史を勉強させたくて、
でも正史を全部、だと3,000年ぶんぐらいあって気軽には読めないから
誰にでも読める略史にしたらしい。
うーん・・・それでも読むのに足掛け半年ぐらいかかったような。

中学校のころ、地元の図書館に導入を要請していたのだが
結局導入されたのは3年ぐらい経ってからのことで
自分は既に国を離れていたので借りることができなかった。

とにかく飽きもせず血で血を洗う継承・簒奪の繰り返し。
不謹慎かも知れないが、その長い歴史を振り返ってみれば
天安門事件みたいなものは些細な出来事だったように思える。
新しい皇帝が即位したら前皇帝の血族残らず抹殺したりするんだから、
一般ピープルの反乱なんかは事も無げに蹴散らされる。
時代が違うといえばそれまで、とはいっても中国4千年だからね・・・
建国500年のwhite stupid men's countryと一括りにはできまい。

日本は皇族の血脈が1本ずーっと続いていて、
学校で習う歴史では相続争いなんて皆無、のように感じる。
でももちろんそんなことはなくて、藤原道長が摂政になるまでには
毒殺だって何だってやってるわけで、表向きの華やかさだけで語れない部分も
多々あるのは事実。でもあんまり具体的には知らない。
しかも鎌倉時代以降の公家の歴史にはスポットが当たらないので特に見えない。
日本史ももちょっと勉強したいなーと。
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by dancex3 | 2005-07-24 22:19 | 名もなき詩