人気ブログランキング |

1月17日(月) ネコ派の王国 (『中央線なヒト』)

三善里沙子『中央線なヒト』を読んでいる。

本を読むときには大抵、朝夕の電車と夜就寝前の時間をフル活用して
一気に読み進めるのが自分のスタイルなのだが、昨日読み始めて
「これは電車じゃ読めん」
と思ってしまった本。絶対に電車の中でニヤニヤしてしまうから。
面白すぎ。半分も読んでないけど☆☆☆。
「中央線人はネコかイヌで言ったら間違いなくネコ派。」
そーだよな、やっぱり。

東京に来てもうすぐ丸8年、その全てを中央線沿線で過ごしてきた自分も、
立派な中央線人と言ってよい。この本のどのページを開いても
「あーそれ、あるある」的フレーズが溢れている。

中央線王道人間パターン6「中央線の八王子学生」
「新宿や吉祥寺で合コンはしても、六本木や西麻布は知らない」
というのは(八王子の学校ではなかったが)、
もう自分を含めた同級生のほとんどに当てはまる、はず。
そもそも行ってみたいなぁという気にもならなかったし
就職したここ数年こそ六本木や銀座にも行くようになったものの、
居心地の悪さは薄れる気配すら無い。(西麻布は未だに知らない)

肩肘張らなくてよい(むしろ張ると冷たい眼で見られる)
普段着の街、中央線沿線。
来月更新なので、転勤さえなければあと2年は高円寺に住むことになる。
横浜の方とかにも住んでみたいが、この本を読んでいると
この居心地の良さは他の土地には無いらしいことがわかってきた。
オレンジの車両から離れるのはまだまだ先かもしれません。

ちなみに著者の三善里沙子氏は
「阿佐ヶ谷生まれ。小学校から港区の青山学院に通い、
中央線文化と青山とのギャップを感じて育つ」というあたり大変興味深い。
比較文化・人類学的発想はそういう生い立ちから出ているのでしょう。
中央線しか知らずに育った人では気付きもしない視点満載です。
中央線人には100%共感できるこの本、中央線に縁のない人には
本当に到底理解できない世界のだろうか?とても興味があり。

by dancex3 | 2005-01-18 00:16 | 名もなき詩  

<< 1月19日(水) 柳原慧『パー... 1月15日(土) 雨の本駒込~... >>