8月13日(日)~18日(金) 初盆
今年の夏は、父の初盆。
新製品発売前でトラブってるけど、さすがに帰らせてもらう。
13~15日までは、毎日夕方にお墓に行って、西日にジリジリ焼かれながら
お参りに来る親戚やら近所の方々のお迎えと相手をする。
賑やかなのが特徴の、長崎のお盆。
ロケット花火とか爆竹とか打ち上げ花火でドンパチやらかす。
他所の墓でもお構いなく、爆竹を鳴らす。
ときどきパラシュート花火も降って来たり。いやー、帰ってきたな、と。
15日はちょっと早めにお墓を切り上げて、
精霊流し(しょうろうながし)の準備に取り掛かる。
以前紹介した、これです。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kankou/douga/09/
長崎市街中心地では、初盆の各家で作るところや
町単位で作るところがほとんどのようだけど、
ウチのところはお寺ごとに作る。そこの檀家で初盆の家を全部まとめて。
だいたい3万円ぐらいは取られるらしい。それでも自分で作ることを考えると安い。
お寺で提灯やら花やらで飾りをして、
和尚さんに後についてみんなで海まで曳いていく(キャスター付き)。
これも爆竹担当が切れ目無くドンパチ炸裂させながら。
海に着くとお坊さんがお経を挙げてくれて、終了。
昔はこのまま本当に海に流してたらしいのだが
とにかくこの大きさの船が何十台、下手すると百台単位で港に殺到するわけで
最近は環境に配慮して、流すことはしない。
一時期流さずその場で燃やしてたらしいけど、これもダイオキシンとか何とかで中止。
今はこの後、トラックが来てどこかへ運んでいって処分するらしい。
まあ、風情はないが仕方ない。
これで年末から続いた供養関係はようやく終了。
あとはまた12月に一周忌が来るので、それまではゆっくりできる。
「墓なんて持つもんじゃない」というのが我々兄弟の感想。
実家のあたりは過疎高齢化が進んでるから、毎年亡くなる人も多い。
今年は近所100mぐらいの範囲で、ウチも含めて初盆が5件もあった。
そのたびに香典やら何やらで大変。
集まったお香典は祭礼関係の業者なんかを潤すわけで、
自分が死んだ後、残った人たちがそういうことに時間と労力と
お金をかけなきゃならないのは、どう考えても無駄だと思う。
和尚さんに言わせれば「それが供養」なんだけど。
でも生きてる人が幸せに暮らせば、それでいいじゃないか。
散骨でも何でもやってもらって、さっぱり終了、で良い。
なんだか自分の遺言みたいになってきた。
ともあれ色々終了して、18日には東京に帰る。
しかしこれがすんなり行かない。台風が来てるから。
どう見ても台風は長崎空港の方に向かって来てて
出発の朝からフライトの見込みが全く立たない。
仕方ないので飛行機は早々に諦めて、
かもめ→のぞみ乗り継ぎで帰る。D2D 9時間の旅。
しかも福岡到着の前後ぐらいに、フライト決行が決定。
やれやれ。でも今さら引き返せない。
時間は捨てるほどあるので、
ひうらさとる「ホタルノヒカリ」第6巻と、
古川 日出男 「アラビアの夜の種族」を持ち込む。
どっちもかなり面白くて、結局9時間一睡もしなかった。アリエナイ。
ちなみに「ホタルノヒカリ」は、
初めて買った漫画の単行本になりました。
新製品発売前でトラブってるけど、さすがに帰らせてもらう。
13~15日までは、毎日夕方にお墓に行って、西日にジリジリ焼かれながら
お参りに来る親戚やら近所の方々のお迎えと相手をする。
賑やかなのが特徴の、長崎のお盆。
ロケット花火とか爆竹とか打ち上げ花火でドンパチやらかす。
他所の墓でもお構いなく、爆竹を鳴らす。
ときどきパラシュート花火も降って来たり。いやー、帰ってきたな、と。
15日はちょっと早めにお墓を切り上げて、
精霊流し(しょうろうながし)の準備に取り掛かる。
以前紹介した、これです。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kankou/douga/09/
長崎市街中心地では、初盆の各家で作るところや
町単位で作るところがほとんどのようだけど、
ウチのところはお寺ごとに作る。そこの檀家で初盆の家を全部まとめて。
だいたい3万円ぐらいは取られるらしい。それでも自分で作ることを考えると安い。
お寺で提灯やら花やらで飾りをして、
和尚さんに後についてみんなで海まで曳いていく(キャスター付き)。
これも爆竹担当が切れ目無くドンパチ炸裂させながら。
海に着くとお坊さんがお経を挙げてくれて、終了。
昔はこのまま本当に海に流してたらしいのだが
とにかくこの大きさの船が何十台、下手すると百台単位で港に殺到するわけで
最近は環境に配慮して、流すことはしない。
一時期流さずその場で燃やしてたらしいけど、これもダイオキシンとか何とかで中止。
今はこの後、トラックが来てどこかへ運んでいって処分するらしい。
まあ、風情はないが仕方ない。
これで年末から続いた供養関係はようやく終了。
あとはまた12月に一周忌が来るので、それまではゆっくりできる。
「墓なんて持つもんじゃない」というのが我々兄弟の感想。
実家のあたりは過疎高齢化が進んでるから、毎年亡くなる人も多い。
今年は近所100mぐらいの範囲で、ウチも含めて初盆が5件もあった。
そのたびに香典やら何やらで大変。
集まったお香典は祭礼関係の業者なんかを潤すわけで、
自分が死んだ後、残った人たちがそういうことに時間と労力と
お金をかけなきゃならないのは、どう考えても無駄だと思う。
和尚さんに言わせれば「それが供養」なんだけど。
でも生きてる人が幸せに暮らせば、それでいいじゃないか。
散骨でも何でもやってもらって、さっぱり終了、で良い。
なんだか自分の遺言みたいになってきた。
ともあれ色々終了して、18日には東京に帰る。
しかしこれがすんなり行かない。台風が来てるから。
どう見ても台風は長崎空港の方に向かって来てて
出発の朝からフライトの見込みが全く立たない。
仕方ないので飛行機は早々に諦めて、
かもめ→のぞみ乗り継ぎで帰る。D2D 9時間の旅。
しかも福岡到着の前後ぐらいに、フライト決行が決定。
やれやれ。でも今さら引き返せない。
時間は捨てるほどあるので、
ひうらさとる「ホタルノヒカリ」第6巻と、
古川 日出男 「アラビアの夜の種族」を持ち込む。
どっちもかなり面白くて、結局9時間一睡もしなかった。アリエナイ。
ちなみに「ホタルノヒカリ」は、
初めて買った漫画の単行本になりました。
by dancex3 | 2006-09-13 17:20 | おでかけしましょ